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新田祐克先生大好き。 BL/腐女子になります。 カテゴリーに分けて掲載をしていきますので、今日のblog(つらつらblog)には、BL/腐女子のつぶやきになります。 他カテゴリーはSSになりますので宜しくお願いします。新田祐克先生の代表作品『春を抱いていた』のSS中心になりますが、たまに他の作品や作者のがあるかもしれません。 ご理解ある方々、宜しくお願い申しあげます。

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Heart◆香藤くん×岩城さん

撮影が終わり帰宅すると、リビングからいい匂いがしてきた。

「お帰りなさい。岩城さん。」

玄関へ迎えにでた香藤が岩城にキスをする。

「ただいま。いい匂いだな。」

「いま、ちょうど夕飯が出来上がったところ。お腹すいてるよね?すぐ用意するよ。」

リビングにむかいながら香藤が答え、キッチンに入り出来上がった食事をテーブルに並べた。
春巻き・イカの野菜炒め・くらげのサラダ・から揚げ・野菜スープ・天津飯

「食べよう、岩城さん。」
「あぁ、美味しそうだな、なんだか、中華料理店にきたみたいだ。いただきます。」
岩城が口に運ぶのを心配げに香藤がみつめる

「んっ?どうしたんだ?」
見つめられているのに気がついた岩城が香藤に聞く

「今日早く終わったからさー。せっかくだから、夕飯なに食べたいかメールで聞けば良かったなぁって思ったんだよ?何か食べたいのあったんじゃないかなぁって…」

香藤は、ちょっと残念そうに箸をあげる。

「そんなの気にしなくていいのに、どれも旨いぞ。ほら。」

岩城は春巻きをとり、香藤の口に運ぶ。

「んー。岩城さんに食べさせてもらうと数倍美味し!んじゃお返し!!」

香藤も春巻きをとり岩城の口に運ぶ。

「ふふっ。確かに旨いな。でも、人前では…だめだぞ。」

二人で見つめ合い笑いあう。



食事を済ませ、二人で入浴し、岩城は香藤にもたれながら、今日のことを話し出した。

「今日、小野塚くん…昨日ほどじゃないが、やはりミスが多かったな。偶然、昼にスタジオで宮坂くんに会ったからスランプに入ってるみたいだとは伝えたが…。大丈夫だろうか?」

心配そうな顔で香藤に聞く
「大丈夫だって。多分いまごろ解決してるよ。」

岩城を抱きしめながら香藤が答える。

「なぁ…香藤…」
「どうしたの?岩城さん?」
「あの二人…付き合うことになったら、その……あの……アレのとき…」

そこまで言い岩城は赤面して黙ってしまう。

「あー。たぶん。小野塚が、言い方悪いけど…女役かなぁ?宮坂が小野塚を抱くんじゃない??逆は考えたくないけど…」

岩城は、ふと…小野塚くんに宮坂くんが抱かれているのを想像し口元を手で覆った。

「たしかに、そうだな…うん。」
「俺は岩城さんを抱くの好きだけど、岩城さんが抱きたいなら、いつでもOKだよ。愛されてる証拠だし。」

岩城を抱きしめる腕に力を入れる。

「俺も………」

香藤の腕に岩城は手をのせ振り向きながら香藤にキスをする。

「んっ?あの二人…この手の知識あるのか?」

岩城は唇を離しながら思い付いた疑問をなげかける。

「もぅ、岩城さん。せっかくいい感じだったのに。たぶん、知識無さそうだけど…なんかあったら、相談にのるからと言ってあるから、宮坂が俺に聞いてくるから大丈夫だよ。」

香藤が少し不機嫌に答える。

「すまん。知らない相手じゃないから、つい気になって。そういうことなら香藤にまかせた。幸せになってもらいたいな。」
「そうだね。ねっ、岩城さん幸せだよね?」
「誰よりも幸せだ。」

岩城は香藤に満面の笑みで答えた。

「愛してる」

二人同時に同じ言葉がでた唇が深く重なりあっていった。



★★★★★★★★★★★★
今回、宮坂くんと小野塚王子様悩みに、ご協力いただいた岩城さん、香藤さん、ありがとうございました。
★★★★★★★★★★★★
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  1. 2011/06/17(金) 12:08:52|
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Heart◆宮坂×小野塚⑤

『おはよう、小野塚くん』
『あっ、おはようございます。岩城さん。』
『どうしたんだい?寝不足の顔だね?眠れなかったのかい?昨日のことなら気にしなくていいんだよ。リラックスして。』

岩城は、寝不足顔の小野塚に声をかけた。


小野塚くん、そうとうきてるな。緊張で体に力入りすぎた。宮坂くんは、まだ返事をしてないようだし。
かといって、俺は、香藤のように相談にのるのも違う気がするしな。
とりあえず、今日の撮影分を上手くいけるようにすることしかできないな。



撮影の間…何度かNGが入る。その都度、空気を変えようと岩城がフォローし、休憩には小野塚がリラックスし役に集中できるように、岩城は話しかけた。
2時すぎに撮影が終了した。
『小野塚くん、お疲れ様。大丈夫かい?』
『今日は、何かと助けてもらって、すみません。』

小野塚が頭を下げる。

『気にしない。誰だってスランプは、あることだ。疲れていたとはいえ、ちゃんと役になりきってたじゃないか!小野塚くん、今日は仕事これで終わり?』
『はい。今日は…』
『じゃぁ、今日はゆっくり休んで明日からも宜しく。』

岩城は、微笑んで現場をあとにした。

岩城が去る姿を見送りながら、刻々と覚悟の時間が迫ってきているだと、現実が突き付けられた。



部屋に帰宅し、ベッドに倒れ込んだ。自分の心臓が頭にあるかのように、ドクドクと、音が響く………
堪えれるだろうか俺は。。。怖い。。。



インターフォンの音が部屋に響く。いつの間にか眠ってしまったらしい。時計を見ると7時すぎだ。
宮坂?!
インターフォンを確認すると宮坂が写っている。ついにきた……
震える指でロックを解除し宮坂を部屋へ招いた。

『おつかれ。ほいこれ。』
宮坂がビニール袋を差し出した。なんだ?と思い袋を除くと栄養ドリンク剤とコンビニ弁当が入ってた。

『スタジオで岩城さんに会ってよ。なんか寝不足で疲れてるって聞いたから、食べに出かけても疲れるだろうと思って、お前大丈夫か?』

宮坂が心配そうに声をかけると

『ただの寝不足だ。』

突っぱねるように返事をした。
宮坂からの返事が、どうかが不安で眠れなかったなんて言えるか。

『あっため直すからレンジ借りるぞ。』

宮坂は、小野塚に渡したレジ袋を受け取り弁当を温めにいった。



弁当を食べなから宮坂が話しかけてきた

『小野塚、お前…いまスランプなのか?』
『岩城さんに聞いたのか?』
『まぁ、寝不足って聞いただけだど、スランプが原因だろ?役についても悩んでるだろーけど、それ以上に俺の返事だろ?』

小野塚は黙ってしまった。箸をおろし、俯き硬直する。そんな小野塚を初めて見て宮坂は、どうしたらいいのかわからず、頭をかいた。仕事に支障出ちゃってるか…時間かけてワリイことしたな。言わなきゃな……

『あのさ…小野塚。顔あげて、俺を見てくんねーかな?ちゃんと面とむかって話したい。』

硬直していた小野塚の肩が震えた。恐る恐る顔が宮坂を見つめる。

『小野塚、俺なりに無い頭で考えた。お前への感情が友人なのか、それ以上なのか。』

小刻みに震え唇を噛み締め小野塚が俯むいてしまう。その小野塚の顎を、宮坂が手であげ同じ目線にする。震えているのが手に伝わる。

『小野塚、ちゃんと俺を見て聞いてくれ。俺は、岩城さんには憧れていただけだと、お前に気づかせてもらっただけでなく、小野塚が友人以上に大切だと気づかせてもらった。』

宮坂の言葉に唇を噛み締めていた小野塚が口を開く

『友人……以上って…』

小野塚が震える声で聞き直す。宮坂が頬を赤く染め、あいた指で頭をかく。

『友人以上ー。小野塚が言う、好きってのと同じってことだ。あぁー!ちゃんとした返事ってーどう言ったらいいんだ?』

宮坂は真っ赤な顔で、小野塚の両肩を掴みうなだれる。

『宮坂…俺と同じ好きって?流されてるだけでなく?友情を壊したくなくて言ってるだけじゃなくてか?』
小野塚の問いに、宮坂は顔をあげ、小野塚を抱きしめる。

『あの日も震えるお前を抱きしめた。あの日、理由はわからなかったけど…わかったんだよ。小野塚を守りたいって、こんな震える姿を見たくない。友情や同情なんかじゃない。心底…小野塚を守りたい。だから…その………好きなんだ。』
宮坂の告白に嬉しく涙がでてきた

『宮坂…俺の恋人にしてやる。』

嬉しくて涙がでてるのに、口からでてきた言葉は…あまのじゃくな返事……
それを聞いて宮坂は、ホッとした。

『小野塚王子様らしい。アホな宮坂を恋人にしてくれてありがとうございます!』

宮坂が、かしこまって答えると小野塚が笑顔になった。この笑顔…だよ。小野塚の笑顔に宮坂も微笑む。

『では、誓え!俺を愛すると!』
『小野塚王子様。宮坂は、小野塚王子様のみ愛することを誓います。』

演劇のような言葉に、二人で笑い…見つめ合い唇が重なる。重なった唇が離れた隙間から小野塚が囁く

『浮気すんなよ…』
『するか、馬鹿。』

離れかけた唇がさらに深く重なりあっていった。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
番外編…宮坂×小野塚
お付き合いありがとうごさいました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
  1. 2011/06/15(水) 12:17:21|
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Heart◆宮坂×小野塚④

香藤と別れれ帰宅したあと、宮坂は小野塚に電話してみた。
携帯は、留守電に切り替わった。メッセージを残すか考えたが、直接伝えなくてはいけないことのため、そのまま電話を切り、メールを送信した。

【明日、仕事何時終わりだ?俺は8時には終わる。久しぶりに、飯食いに行こうぜ!!終わる時間の連絡をくれ。宮坂】

ちゃんと話さないとな。心に決め、眠りについた。



今日の撮影の失敗で、少々落ち込み早々にベッドに入っていた小野塚は、携帯の二度目の着信音に気がつき携帯を確認した。
メールを読み……覚悟をしなくてはいけない日がきてしまったと苦しくなった。
あの日…言わなかった方が良かったのだろうか?不安になったが、あのまま感情を隠し友人を続けるのにも限界だった。
宮坂から、友人としてしか見られないと言われたとき、自分は笑って【これからも、友人でよろしく】と言えるだろうか?
いや、そうしなくてはいけないんだ。


【おつかれ。明日は夕方には仕事きりつくから、宮坂が仕事終わったら、俺の部屋にきてくれ。小野塚】


メールを送信し、受け入れなくてはいけない現実が待っている明日が怖くなった。



  1. 2011/06/15(水) 12:09:20|
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Heart◆宮坂×小野塚③

宮坂と別れ帰宅すると、リビングの明かりがついていた。

『ただいま、岩城さん。』
香藤後ろから抱きしめると、パジャマ姿の岩城が手にしていた台本をテーブルに置き、キスをくれた

『おかえり。』
『どうしたの?パジャマのままで、こんな時間まで、リビングで台本読み込んで風邪ひくよ?』
『あぁ、寝室にいたんだが…香藤に聞きたいことがあって待ってたんだ。』
『俺に?なに?』
『いま撮ってるドラマで、小野塚くんと一緒なんだが、つい先日から様子がおかしくてな。撮影中は普通なんだが、休憩の時とか… それが今日は撮影中も様子がおかしくて、撮り直しが多かったんだ。香藤…何かしらないか?』

既に仕事に支障きたしてんのかよ小野塚…………まずいなぁ。香藤は困った顔で天をあおいだ。その表情をみて岩城は

『何かに知ってるんだな?』
岩城に問い詰められ…香藤は口止めされてるけど、岩城さんの仕事にまで支障でてはが答えるしかないと思い説明することにした。

『岩城さん、今日、宮坂と飲んで聞いたんだけど、俺らが宮坂に現実突き付けた日なんだけどさ、あの日…小野塚と宮坂あの後、部屋出てって宮坂の部屋にいたんだ。
んで、宮坂に小野塚がいままで隠していた思いを告った。宮坂は、まだ返事をしてない。だから小野塚は、フラれるだけじゃなく、友情を失うかもしれない不安から、今…ナーバスになってるんだと思う。』

呆然と岩城は香藤の説明を聞いていた。

『告るって、小野塚くんは宮坂くんが好きなのか?』
『そっ、ずーっと好きだったらしい。だから、宮坂が岩城さんに舞い上がってんのも気にいらなかった。でも、宮坂のために俺らの現実教えるために、あの日を作った。小野塚の気持ち知らずにいる宮坂に限界がきて、あの日に告ってしまったってとこらしい。』
『いつも宮坂くんを、からかっていたのは…?』
『好きの裏返し表現だったんだよ。小野塚あまのじゃくだから。』
『で…宮坂くんは、どうするんだ?小野塚くんに…』
『俺と話しして気持ちの整理ついたって言ってたから、受け入れるよ。』
『付き合うのか?』
『うん。友情以上に大切なヤツだって言ったから、あの二人付き合うよ。しかし、支障きたしてんなら、すぐにでも返事するように言わなきゃ。』

香藤は携帯を取り出した。
『香藤…それは言わないほうが、黙っているように言われたんだろ?今夜の相談について。』
『そうだけど…仕事に支障きたしてちゃー』
『宮坂くんは、素直な子だから、きっと香藤と話して解決したのなら。もう行動してるはずだ、あとは俺が明日から小野塚くんにさりげなくフォローするから…』

香藤の携帯を取り上げテーブルに置く。

『そうだね、あまりセワヤキしちゃいけないよね。それより。岩城さん体冷えちゃってるよ。一緒にお風呂入って暖まって寝ようよ?』
『そうするかな?』

二人は浴室へむかった。
  1. 2011/06/15(水) 12:07:02|
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Heart◆宮坂×小野塚②

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
続きなしのはずでしたが、小野塚くんが、ちゃんとまとめろと言うので、続きができました(笑)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

小野塚からの告白のあと、仕事が忙しく小野塚とも連絡が取れない日々が続いた。
宮坂は、あの日から次に会うまでに、友情としか見れない!?付き合う?!について悩んでいた。
今日も仕事の合間ロビーで休憩していたが、そのことで悩んでいた。

『おっ、宮坂!なんだ暗いな?』

肩をたたかれ、振り向くと香藤がいた。

『香藤か…今日このスタジオで仕事か?』
『あぁ、いま終わったところ。これで終わりなんだ。それより、なんだ珍しく暗いじゃねーか。』

宮坂の隣の椅子に座る。

『ちょっとな…』
『なんだぁ?良かったら話し聞くぞ?』

いつも元気な宮坂が、あまりにも暗いので香藤が心配になってきた。

『それは、ありがたいんだが。。。ここではマズイな。』

宮坂が周りを見渡す。

『なら場所変えるか?仕事は、これからか?』
『あと、一本撮りがある。それで終わり。』
『んーじゃ、まぁ、ここで待ってるからよ。あんま、暗い顔で行くなよ。』
『すまん。じゃぁ、あとで!』

宮坂は、撮影へむかった。


宮坂の後ろ姿をみながら、香藤はコーヒーを買いに席をたった。
元気と筋肉だけが取り柄の宮坂が、あそこまで暗いの初めてみるなぁー。
相当…悩んでるなぁ。岩城さんにメールしとこう。携帯を取り出し今日は帰り遅くなることを連絡した。



『香藤すまん!またせて!』

走って宮坂が駆け寄ってきた。
『終ったか?』
『一発で終った。ワリィな急に…時間大丈夫だったか?』

心配げに宮坂が聞く

『あぁ、岩城さんには連絡しといたから、大丈夫だ。相談事は、あまり他人に聞かれないほうがいい内容か?』
『そーなんだよなぁ。』
『なら、いつものバーでもいくか?』
『ワリィな。』
『なーんか、大人しい宮坂って、気持ちワリー。さっさと解決しよーぜ。』
宮坂の肩に腕をまわしスタジオを出た。



バーに到着すると、個室へ案内された。
少し酒が入ったところで香藤が切り出す

『それで、宮坂くん?悩み事は??なんなんだ?』
『……あのな、俺………小野塚に告られた。』

宮坂は、ボソリと悩み事を告白した

『はぁぁぁ?!小野塚に告られたぁぁ?いつ???』
あまりの衝撃に香藤が驚き声をあげ席をたつ。

『香藤…声でけぇよ。あの日だよ。岩城さんにお前と二人の真剣さを突き付けられた日。』
『あっ?あの日…そういやあのあと、お前ら何処か行ったよな?』
『ウサ晴らしにカラオケ行ったんだが…小野塚が変でよ。俺ん家で、追求したら俺が岩城さん!岩城さん!って騒いでたことよく思ってなかったっ事と、俺の事が好きだからだって。。キスされた。』

香藤は呆然とした。

『あの小野塚が?いつもお前をからかう?小野塚がキス?!………そうか。からかうのは好きの裏返しだったのか。』
『そういうことらしい。』
『でっ、お前どーすんだよ?小野塚のこと??』
『それを悩んでんだよ。』
頭を抱えて、うなだれる宮坂の頭を香藤がグシャグシャと髪をわしづかみにする
『宮坂…小野塚のこと嫌いか?』
『嫌いなわけねーよ。』

顔をあげはっきりと答える。

『じゃぁ、キスされて吐き気とか?気持ち悪かったか?』
『ビックリはしたけどよ。そーゆーのはなかったな。。。』

頭をガシガシとかきながら宮坂が答えると

『んじゃ、もう一つ聞く。小野塚から告られたとき、小野塚は?どう態度とってた?』
『膝抱えて、顔隠してたから表情までは、わかんねーけど…ビクビク小刻みに震えてたな。』
『だろーな。友情すら失うかもしんねー。一大決心の告白だからな?いまも、ビクビクしてんじゃねーのかな?そん時、宮坂…お前どうした?』
『どうっ…て、アイツのそんな弱い姿見るの初めてでよ。こう…なんか…守りたいってか、んな感じで…抱きしめてたよ。んっで、しばらく待ってくれって言った。』

『それが、答えじゃねーの?』

香藤は、ニンマリと笑い答える

『これが、答え?!』
『そっ。宮坂は岩城さんには、恋に恋してただけ。お前の心にホントにいたのは小野塚ってわけ。
友情なら苦しませたくないまでは思う。でもな、守りたいまでは、なかなか出てこないと俺は思う。気づいてなかっただけで、小野塚に友情以上の好意持ってたわけだよ。』
『そーなのか…』
『まぁ、あくまでも俺のアドバイスだけど、これが…たぶん当たりだろーな。』

香藤はワインを揺らしながら

『岩城さんとだって、俺のそうなのかもしれない?から始まった恋だ。宮坂の場合、小野塚が気づくきっかけをくれたんだ。あとは、お前だよ?早めに答えてやんねーと、小野塚ナイーブだから仕事に支障きたすぞ。』
『わかった。近いうちに小野塚と話すよ。今日のことは内緒に頼む!』

手を合わせて頭を下げる宮坂に

『んで?OKすんの?宮坂?』

香藤は宮坂を覗き込んだ

『あんな小野塚…ほっとけねーし。今の香藤のアドバイスではっきりしたよ。友情以上に大切なヤツだって……』

宮坂の顔が朱に染まっていく。

『よし!じゃぁ、これで解決だな。また、なんかあったら、相談のるからよ!!!』

宮坂の肩をたたく。

『あぁ、頼むわ。』

香藤のグラスと乾杯をした。
  1. 2011/06/15(水) 12:02:43|
  2. 春抱き★Heart
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