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新田祐克先生大好き。 BL/腐女子になります。 カテゴリーに分けて掲載をしていきますので、今日のblog(つらつらblog)には、BL/腐女子のつぶやきになります。 他カテゴリーはSSになりますので宜しくお願いします。新田祐克先生の代表作品『春を抱いていた』のSS中心になりますが、たまに他の作品や作者のがあるかもしれません。 ご理解ある方々、宜しくお願い申しあげます。

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SURPRISEBIRTHDAY ③

「岩城さん、今日は、本当に申し訳ありませんでした。」
清水が帰りの運転をしながら、再度申し訳なさそうな顔をしながら、声をかけてきた。
流れる景色を眺めていた岩城は、ルームミラーで清水の表情を確認し
「いえ、清水さん。そんなに謝らないでください。清水さんのおかげて短時間ですみましたし、仕事の方も…これで先方は気分よいでしょうし。僕は、大丈夫ですよ。」
心配そうな清水に、笑顔で答える岩城に
「でも…今日は香藤さんの……」
「今日は、出かける予定してなかったですし本当に。まぁ、わかってくれますから大丈夫ですよ。そうだ、ケーキ買って帰ろうかな?清水さんオススメの美味しいケーキ屋ありませんか?あとは…花屋によって下さい。」
岩城の優しい言葉に清水は安堵しケーキ屋へむかった。



岩城は、ケーキと花束を抱えて玄関にたって、鍵を開けようとしたところへ、玄関が開いた。
「お帰りなさい!岩城さん!!」
「ただいま、香藤。よくわかったな。」
「リビングにいたからね。車の音がしたから、迎えにでたんだよ。何かお昼は食べた?」
「あぁ。打ち合わせで食事はすませた。打ち合わせも順調に終わった。」
「そっか、よかったね。」
岩城から鞄を受け取り、リビングへ促した。



香藤の後ろを歩き、リビングに入りテーブルに、ネクタイとスカーフネクタイが並べてある横に、ケーキと花束を置き

「あの香藤…。今日の急な仕事で、一緒の休みを減らしてしまって、すまない。香藤の誕生日なのに、仕事入れてしまったうえ連絡も忘れてしまっていた、本当にすまない。それに、プレゼントも押し付けるように決めてしまって…」
下をむき、かなり表情が暗く固い岩城の顔を香藤が両手ではさみあげ
「いーわーきーさん。そーんなに謝らないでよ。料理頑張ってくれていたから、連絡ぬけちゃったんだよね。俺のために、ビックリさせようとしてプレゼントも選んでくれたんだよね!!
料理美味しかったよ。ありがとう。ネクタイもスカーフネクタイも、今よりカッコイイ俺を見たいから、こーんなダンディなのを選んでくれたんだよねー。嬉しいよ!今度、スーツでデートしよーね。」
香藤の笑顔と感謝の言葉に、思わず岩城も笑みがあふれる。
香藤が岩城を抱きしめ感謝のキスをする。



テーブルからは、花束のいい香りが……。
「岩城さん、花束…いい香りだね?」
香藤が尋ねる。
「あ、すまない。テーブルに置いたままで、改めて…誕生日おめでとう。香藤。」
岩城が微笑んで、花束を香藤に渡す。
「ありがとう!岩城さん。あぁ、綺麗なブルーローズだね。」
「ブルーローズアプローズって種類で、花言葉が…確か……神の祝福、夢は叶うだったかな?」
香藤は、花束を抱え花瓶を出しながら
「いー花言葉だね。
俺は、岩城さんと神に誕生日を祝福され、岩城さんとずーっと一緒にいるって夢が叶う花束なんだ!」
嬉しそうに花束を花瓶にいけテーブルに飾る。



「急な仕事で、忙しかったのに、ケーキも買ってきてくれたんだね。」
「ケーキは、清水さんからだ。オススメの店に寄ってもらって買いに入ろうとしたんだが、女性客が多くて入れなくてな。かわりに、清水さん買いに行いってもらったんだ。支払いしようとしたら、香藤の誕生日ですから、お祝いさせて下さい。って受け取ってもらえなかったんだ。だから、清水さんからの祝福もあるぞ。」
岩城の言葉に
「俺…めちゃくちゃイロイロ愛されてるんだなぁ。
んー。今日1番嬉しかったプレゼントは……………」
「なんだ?」
「岩城さんの料理」
「うっ、まずかっただろ。。。」
岩城は、料理の見た目や味を思い出して、無言になってしまった。
「まずいはずないじゃん?俺のために作ってくれたんだよ。美味しかったよ。
それに、から揚げの上のゼリーみたいなソースも、なかなか変わっていて美味しかった。醤油で食べる、から揚げ!なかなかイケルネ!!
ソースは、どう思いついたの??今度教えてよ。ね。」
香藤の満面の笑顔に、岩城も自然と笑顔になる。

「ケーキは冷蔵庫に入れておくから後にして、ゆっくりしよう。ね…」
香藤が岩城に歩みより抱きしめ、岩城の唇に香藤の唇が、ふたたびゆっくり深く重なってゆく



神の祝福をうけ
愛の祝福をうけた
香藤の誕生日



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
香藤くん誕生日おめでとうございます(*^▽^)/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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  1. 2011/06/08(水) 02:58:43|
  2. 春抱き★SURPRISE BIRTHDAY
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SURPRISEBIRTHDAY ②

夜中…香藤が帰宅した。
リビングへむかい、テーブルの上のメモに気がつき目を通した。



【香藤へ
今日は、仕事お疲れさま。
朝早いのに俺の分の食事の用意まで、すまない。2プレートとも美味しかった。
岩城】



メモを読み、ちゃんと食事をしてくれたことを安心し嬉しく思い、入浴をすませ寝室へむかった。



安らかな寝息をたてている岩城の顔を見つめ、幸せな気分になる。
美味しかった。って直接聞けなかったのは残念だけど、明日はお互いに休み。ゆっくりと過ごせるから…いっか…。
可愛い寝顔…起こしちゃいけないけど、ちょっとだけ…誕生日プレゼントもらっちゃおう。
香藤は、愛しい岩城に優しいキスをした。誕生日プレゼントもーらい。クスリと笑う。
そして、起こさないように、岩城のベッドへ滑り込み、岩城を抱きしめた。
岩城が香藤の胸元に温もりを確かめるように顔をすりよせてきた。
(可愛い。。。岩城さん。誕生日に大好きな岩城さん抱きしめて、眠れるなんて俺は幸せ者だなぁー。)



朝、小さな携帯のアラームで岩城は目を覚ました。
自分が香藤の腕の中にいるのに気がつき、慌て携帯のアラームを止めた。
夜中の帰宅で疲れているはずだ起こしては悪いな。
お疲れさまだな。
軽くキスをし、起こさないようにそっと腕の中から抜け出し、岩城の部屋に行き身支度を整えて、クローゼットに隠しておいた香藤へのプレゼントを、ベッドサイドに置き、小さな声で「HAPPY BIRTHDAY」と囁き、リビングへ下りた。



リビングで珈琲を飲みながら、清水の迎えを待つことにした。
携帯で時間を確認した時…香藤に今日打ち合わせが入ったことを、昨日のうちにメールしていなかったことに気がつき、慌てメモを書き始めたところに清水から電話がなり、テーブルにメモを置き仕事へむかった。



香藤が目覚めると、確かに抱きしめて眠っていた岩城がいない。

「岩城さん?!」
周りを見渡す…岩城の部屋にもいない。ベッドサイドに置いてあるラッピングしてある箱に気がついた。夜には無かったよな?
俺へのプレゼントかな?
それを手取り、岩城を探しに慌てて階下へに行き………シャワーでも浴びているのかな?
浴室を開けてみるがいない。
リビングへ行くが姿がない。



テーブルの上にラッピングの箱を置いたとき、マグカップで押さえられた、メモを見つけた。



【香藤へ
すまない。
昨日急遽打ち合わせが入ったことを伝えるのを忘れていた。昼過ぎには帰宅できるはずだ。誕生日なのに、本当にすまない。終わったら、】

マグカップに飲みかけの珈琲。
明らかに文章が途中のメモ。筆跡も慌て書いたのがみられる。



こんなに慌てちゃって、岩城さんらしくないなぁ。昨日ちゃんと休めていなかったのかな?体調すぐれないのかな?心配だな。



香藤が時計に目をやると、昼近い。
よく寝ていたんだな俺。
癒しの岩城さん抱きしめて眠りについたからなぁー。よく眠れたんだ。
シャワー浴びてから、なんか食べるかー。
岩城さんは、打ち合わせなら軽くなにか食べてくるかなぁ。



目覚ましのシャワーをすませて、食事を用意しようと冷蔵庫を開ける。
…………なんだ、このプレート。確か岩城さん2プレートとも食べたって…………



もしかして、食べてなかったのか?!



慌てて、プレートを取り出して見ると、あれ?から揚げ?卵焼き?!にしてはデカイな。
これ…岩城さん?が作った…
そっか、料理してて俺への連絡忘れていたんだ。
慣れないことすると、イロイロ忘れちゃうよなぁ。
だから、急遽の仕事の連絡忘れちゃったのね。
岩城さんの手作り料理!!嬉しいなぁ。
温めてテーブルにつき食事を始めた。



卵焼きにしては、デカイなぁ、これ?
箸で切り口に運ぶ。
食べてみて、岩城が作りたかったものを理解した。
この味。。。そっか、オムレツを作りたかったのね。形が上手く出来なかったんだ。作っているところ見たかったなぁ。

次は、から揚げ食べよう。ん?なんかトロミついてる?あんかけ?
醤油の味…ゼリー?
どう思いついたんだろう?でも、から揚げに醤油って笑ったことあるけど。。
以外と美味しいな。

一口…一口…味わいながら、幸せを噛み締めながら食事を済ませて、料理本をにらめっこしながら、料理している姿を岩城の姿を想像しながら、少し笑いながら残さず食べた。



食べ終わりラッピングしてある箱を、いま開けるか?!開けないか少し考えた。
うーん。
岩城さんの前で開けた方がいいのかなぁ。
でも、食事をコッソリ用意して驚かせたし。
プレゼントも驚かせたい?!そんな感じかな??
開けちゃおぅ。
ワクワクしながら、リボンをほどき、包みをあけて箱から取り出すと、ネクタイとスカーフネクタイがでてきた。
おぉ?!どっちもいー感じ。
そっか、スーツ着るけど、堅苦しいから、ラフにしてネクタイしないから、俺ネクタイあまり揃えてないし。
岩城さん、俺のカッコイイちゃんとしたスーツスタイル見たいってことー!だよねーきっと。
よーし。今度バッチリ決めてデートに行くぞ!
うん。
改めてネクタイとスカーフネクタイを見直して、しかし、本当にセンスいーなぁ。ちゃんと俺の持ってるスーツに映えるデザインだし。
これが、スーツを着こなすダンディズムなのね。



岩城の選んだネクタイを改めて眺めて、これをして一緒に何処へデートに行こうかなど考え始めた。
  1. 2011/06/07(火) 23:06:38|
  2. 春抱き★SURPRISE BIRTHDAY
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SURPRISEBIRTHDAY ①

カーテンの隙間から、朝の清々しい日差しが差し込む眩しさに、眠りから覚めかけた頃…

頬に優しい口づけを受け、まどろんだ瞳で岩城は香藤をみつめた

「岩城さん、おはよう。ごめんね、起こして。俺、今日は夜中まで仕事だから、先に休んでいてね。」
香藤は、日差しに気がつき、カーテンを引き直し、岩城の髪を優しく撫でる。

「あぁ、気をつけて…」
言い終わらないうちに、まだ昨日の仕事の疲れからの睡魔に襲われ眠りについた岩城を、優しく微笑みながらみつめて香藤は、そっと部屋を出た。



しばらくして、岩城がゆっくりと目を覚まし、時計をみると昼に近かった。
さすが眠りすぎたかなぁ。頭が重い感じがする。
珈琲でも飲むかな?



リビングに入ると、珈琲の香りがした。
キッチンに行くと、コーヒーメーカーに保温されてあり、その隣にメモ書きを見つけた。


【岩城さんへ
ゆっくり眠れたかな??
冷蔵庫に、食事いれてあるから、読書に夢中になりすぎないように、ちゃんと食べるんだよ!
帰りは夜中になるから、先に休んでいね。
香藤】



痛いところをつかれ、苦笑いしながら…
メモ書きを読み、冷蔵庫を開けると2種類のプレートが並べてあった。



朝早い仕事だというのに、あっというまに食事の支度までして出かける香藤の器用さに感心しながら、冷蔵庫のプレートから、一つとり温めて、暖かいコーヒーを注ぎテーブルに移動した。



プレートには、スクランブルエッグ、ホットドッグ、小さなカップに、コールスローがのっていた。
一緒に温めてしまったため、少し酸味が増したコールスローを珈琲で飲み込んだ。
なんだか、目が覚めたな。
次に、スクランブルエッグを口にし、フンワリと優しい味に癒されながら、ホットドッグを食べた。



食べながら、香藤の器用さに改めて感嘆した。
それに比べ…俺は過去に作ったカレーが…スープだからなぁ。
でも…そのカレーを、香藤は嬉しそうに、幸せそうに食べてくれたなぁ。
あんなに幸せそうに食べてくれるなら、また何か…作ってみようかな?
そんなことを思いながら食事をすませて、食器を片付け、洗濯を始めた。



以外に少なかった洗濯を終わらせ、さて、何をしよう。
読みかけの小説を読むか…と思ったが、目についた料理の本に、手が伸びたところへ、携帯が鳴った。


「はい、岩城です。」
「あの、お休みのところ大変申し訳ありません。清水です。」
「どうかしたんですか?」
「岩城さん、明日のお休みなんですが、すみません。次回の仕事の先方が、どうしても明日の午前中に打ち合わせをしたいと、連絡してみえて、、、明日は休暇ですのでとはお伝えしたのですが、どうしてもと言われまして。。。岩城さんご予定何かありますか?」
「明日ですか【確か…明日は香藤の誕生日。香藤も休みだったはずだな。】…出かける予定は何もいれてないので大丈夫ですが…。ただ、なるべく早く終わらせるようにしたいのですが、できそうですか?」

「先方にそのように連絡してみます。お休みのところ、仕事になり大変申し訳ありません。」
岩城の言葉に全てを理解している清水は、無理な連絡をしたうえ、承諾してくれた岩城に申し訳なさそうな声で。。本当に、すまなそうにしている清水が目の前にいるように見えて

「清水さん、そんなに気にしないでください。では、また時間の連絡お願いします。」
「はい、すみません。また連絡します。」



携帯をきり、手にしていた料理本を見つめた。
香藤は、今夜は夜中になるし、何か食べて帰ってくるだろうから、夕飯はいらないだろうなぁ。
そうだ、香藤が作ってくれたように、明日のご飯を今夜なにか作って冷蔵庫へ入れておこう。
プレゼントも、用意してあるから、朝それを枕元に置いて、冷蔵庫には食事を入れて置いて、驚くかなぁ?
くすりと笑い、計画を実行するため、料理本を見ることにした。



何か俺に作れそうなのは載っているだろうか?
食材は何があるんだ?



冷蔵庫を開ける。
夕飯にしたプレートには、魚のムニエルと野菜サラダに、パスタが盛り合わせてある。



何がいいんだろう。
夜中帰宅だから、ゆっくりと起きるだろうな。
今日の俺みたいに昼近くに起きるだろうか?
パラパラと本をめくり調べ始めたところへ携帯が鳴った。

「清水です。岩城さん明日なのですが、10時からになりましたので、9時にはお迎えに伺いますが大丈夫でしょうか?」
「わかりました。では、明日9時にお願いします。」「休暇でしたのに大変申し訳ありません。なるべく早く終わらせてお送りしますので、本当に申し訳ありません。」
「大丈夫です。では明日お願いします。」

携帯を切り、香藤にはあとでメールしておかなくてはと思いながら料理本に目をもどす。



から揚げのページで手が止まった。
から揚げに、醤油かけて食べてるのを不思議がられたなぁ。醤油かけておくか?(笑)?
から揚げなら簡単だ。
しかし、醤油をかけておくのは、辛くなりそうだし。好みを押し付けているようで嫌だな。
うーん。他に作れそうなのは、オムレツに野菜サラダ。
彩り的に悪くないだろうか?プレートに載せたのを想像して作るメニューを決めた。



メニューを決め、料理本を眺める傍ら、テレビをつけてみるとちょうど料理番組がやっていた。



【ソースのほうですが、ジュレ風に作りますね。】


ん?ソースが?ジュレ?
つい目がテレビにむかう。

【今回は、和風のジュレソースです。簡単な作り方ですよ。醤油、ミリン、酒、甘めのソースが好みの方はお砂糖を入れて下さいね。混ぜ合わせましたら、火にかけてアルコールを飛ばし、ソースが温まりましたら、火を止めて粉ゼラチンを入れ溶かします。粉ゼラチンが溶けましたら、バットにソースを流し込み冷まします。冷めましたら、このようにプルプルゼリーになります。フォークなどで崩し揚げ物やサラダにのせて下さいね。見た目涼しいソースですね!お試し下さい。】



あっ。。これいいなぁ。
粉ゼラチン、あったか?キッチンを探してみると、引き出しの中にあった。
材料はあるがさっきの番組、粉ゼラチンの分量の説明がなかったなぁ?
醤油の合わせソースの分量は、料理本に載っているが、ゼラチンをどれくらい入れる問題だな?とりあえず作ってみるか…

醤油、ミリン、酒を合わせて、鍋に入れて火にかける。
温まったら、粉ゼラチンを入れて溶かすと…こんなもんか?
なんかトロミがでてきたな?これでバットに入れるのか?
とりあえずバットに入れて冷ましとくか。



その間に、料理本でオムレツ、から揚げの手順を見直しておくか。



リビングのソファーに戻り、料理本に目を通す。オムレツが不安だなぁ。うまく形が作れるかなぁ。



暖かい日差しが差し込むリビングで、慣れない本を読み考えていたらソファーで、眠ってしまっていたらしく、窓から差し込む夕日の眩しさに目が覚めた。



つけたたままのテレビが夕方のニュースを伝えている。
岩城は、落としてしまっていた料理本を広い、料理を作る準備を始めた。
から揚げは、少しこんがりしてしまったが、ちゃんと中まで火が通り問題なくできた。
オムレツの方が、形がうまく作れず、まるで丸太のようになってしまった。

本を読み直し、手順に沿ってやってみたが、やはり丸太のようになってしまった。
冷蔵庫を開けたが、もう卵が在庫切れだ。
岩城は、ため息をついて諦めて、プレートにオムレツと、から揚げを並べ、付け合わせのサラダを飾りつけた。



から揚げのソース。

すっかり忘れていたソースジュレを思い出しバットを見てみる、ゼリーのように固まっているから、これでいいのだろうか?
フォークで少し切り取り口に入れてみる。
少し固い…ゼラチンが多かったのかもしれないな。
でも、味は悪くない。
テレビでやっていたように、フォークで崩し、キラキラ輝く細かいソースジュレをから揚げの上にのせて、ラップをかけ冷蔵庫に入れた。



香藤が作ってくれておいた、魚のムニエルのプレートを取り出し温め、先程うまくいかなかったオムレツと並べ夕食にすることにした。
香藤の作ってくれていたプレートは、どれも美味しかったが。。。
自分が作ったオムレツは、完全に火が通ってしまっていて、オムレツというより卵焼きだった。
きっと、香藤のに盛り合わせたオムレツも固いだろうな。とため息をつきながら、食事をすませ…
落ち込んだ気分を、入浴で気分をかえて、リビングのテーブルにメモを残し寝室へむかった。
  1. 2011/06/07(火) 08:00:00|
  2. 春抱き★SURPRISE BIRTHDAY
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SURPRISE BIRTHDAY 0

朝一の撮影があった。
現場は順調に進み和やかに終わった。


「お疲れ様でした。岩城さん、次のが夕方からになりますが、だいぶ時間ありますが…どうされますか?」
時計を見るとまだ昼少し前だった。
「早く終わりましたね。そうですね…食事をしたら少し買い物に出掛けたいんですが。。。」
「では、食事終わりましたら、お送りします。」



控え室に戻り用意されていた弁当を食べ終わると、仕事関係者に挨拶をして、清水の運転で買い物に出掛けることにした。
「岩城さん。お買い物は、何を買いに行かれます?」
「うーん。服にしようかな?」
「では、〇〇店でいいですか?」
「お願いします。」


清水の運転にまかせ、夕方からの仕事の予定を確認しながら、買い物の店にむかった。
「岩城さん。到着しました。私も他の店見ていますので、終わりましたら連絡下さい。」
「わかりました。では
あとで。」


清水と別れ、いつもの服屋にむかった。
店内に入ると、店長が挨拶にきた。
「岩城さま。ご来店ありがとうございます。新作も入って来ております。ご案内必要であれば、声かけて下さい。」
「ありがとうございます。」
店長は、深々と頭をさげ、奥にさがった。


岩城が、ゆっくり商品を見はじめた。ジャケット、シャツ…
どれにするかなぁ。しかし、ここのでは香藤には、ちょっと落ち着きすぎか。

小物のところで立ち止まる。
ネクタイ…香藤あまりしてるところ見ないなぁ。いくつかは、持ってはいるんだろうけど、、、ラフにスーツ着こなしてるからな。
色を、あまり落ち着かせすぎてもなぁ。このデザインは、どうだろう。
いくつかを手にとり並べるが、イマイチイメージが合わない。
繰り返していると、そっと店長が岩城の側にきた。
「岩城さま。ネクタイで新作こちらがありますが。。」
店長が差し出したネクタイは、確かにシックなデザインで自分の好みだった。
「いいですね。」
言葉の割に声色が、あまり乗り気ではないのを感じた店長は、次の案内をと思い岩城が、出して並べていたデザインのネクタイを見て、全体的に華やかなのに気がついた
「失礼いたしました。本日は、プレゼント用をお求めでしたか。申し訳ありません。」
並んでいる商品から、プレゼント用と気がついたため、店長は頭を下げる。
「いや、あの…まぁ。そうなんですが、自分の好みだと落ち着きすぎかと思って、少し華やかなのを出してみたのですが、なんだか違うんですよ。アドバイス頂けますか?」
「私で、よろしければ…では、そちらのソファーで、少々お待ちくださいませ。」

軽く頭をさげ奥へむかった。


ソファーにかけ、新作のカタログを受け取り眺めていると店長が戻ってきた。

「お待たせいたしました。何点かお持ちいたしましたので、ご覧頂けますか?」
店長が持ってきてくれたネクタイ、スカーフネクタイは、岩城がするには、どれも華やかだが落ち着き大人らしい物だった。
岩城は、香藤のスーツの姿をメージしながら、一つずつ手にとりデザインを合わせていく。
セレクトしてきた店長は少し緊張気味に、商品を選ぶ岩城を眺めていた。
岩城は、気になったのを、手にとり
「このネクタイと、こちらのスカーフネクタイいいですね。この2つにします。」
「はぁ。良かった。緊張いたしました。テレビのイメージだけでセレクトしてまいりましたが、気にいってくださる品があり良かったです。では、こちらを新しいのでご用意してお包みしてまいります。」
商品を受け取り、奥へむかった。
店長が商品を持って戻ると、岩城が会計を済ませて、商品をうけとると
「お力になれて良かったです。気に入って頂ければ幸いです。おめでとうございます。とお伝え下さい。」店長は深々と頭を下げ岩城を見送った。



香藤へのプレゼントだとバレバレだなぁ。
でも、これでプレゼントは用意できた。一緒に買いに行くのもいいが、香藤だって俺に似合うと思って…とか言って俺の服を買ってくるんだから、たまにはいいだろう。



清水に連絡をし、夕方からの仕事を終えて帰宅して、プレゼントは岩城のクローゼットへ片付けた。
  1. 2011/05/31(火) 02:31:36|
  2. 春抱き★SURPRISE BIRTHDAY
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