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新田祐克先生大好き。 BL/腐女子になります。 カテゴリーに分けて掲載をしていきますので、今日のblog(つらつらblog)には、BL/腐女子のつぶやきになります。 他カテゴリーはSSになりますので宜しくお願いします。新田祐克先生の代表作品『春を抱いていた』のSS中心になりますが、たまに他の作品や作者のがあるかもしれません。 ご理解ある方々、宜しくお願い申しあげます。

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春抱き★ハロウィン

『はい、岩城さん。』


鞄とランチバッグを渡す香藤。


『ありがとう香藤。』


鞄と共に受け取ったランチバッグを嬉しそうに見る岩城。


『おはようございます。岩城さん。』


ノックとともに到着を知らせる清水の声をドア越しに聞き、香藤が岩城の肩に手をかけキスをする。


『いってらっしゃい。無理しないようにね。』


『あぁ、香藤。』


玄関を開け清水と共に車に乗る。


『今日は愛妻弁当ですね。羨ましいですー。』


車を走らせながら清水が後部席に座る岩城に話しかける。


『休みなのに俺より早く起きて作っていたみたいです。』


膝の上にのせたランチバッグに視線を落とす。


『香藤さんお料理上手ですよね。お弁当見たいです。お昼ご一緒してもいいですか?』


『えぇ、一緒に食べましょう。』


車はスタジオへとむかった。
午前中の仕事を終え休憩に入り、午後からの調整を終えた清水が珈琲を手に岩城の楽屋にやってきた。


『岩城さん、お疲れ様でした。』


『お疲れ様でした。清水さん。』


珈琲を受け取りテーブルに置き、鞄と一緒に置いてあるランチバッグを取りに立ちテーブルに置く。


『なんだか嬉しそうですね。』


『ロケ弁より香藤のが美味しいですからね。』


サラリと惚気る岩城に清水は軽い目眩を感じながらも、自分の弁当を用意する。

『清水さんのお弁当を先に見せてくださいよ。』


『子供の残りですから…おかずが……ぐちゃぐちゃで……』


岩城に促され清水は自分の弁当を蓋を開ける。おかずは、小さく形がマバラだったが彩りもバランスよく、可愛らしいウサギのおにぎりが入ったお弁当に岩城は拍手をした。


『凄い!忙しいのに、こんな可愛いお弁当作るの大変でしょう。』


清水を褒める


『子供が喜んで食べてくれて、空っぽのお弁当見ると嬉しくて、最初は大変でしたが、今は楽しいですね。さっ、岩城さんのお弁当。』


清水からお弁当を開けるのを促され、ランチバッグから三段のランチジャーを出した。


『開けますね。』


一段目にはスープ、二段目には色とりどりのおかず、三段目を開けた時


『うわっ。』


岩城が驚いた。
清水が三段目を見ると


『ジャック・オ・ランタンですね。』


薄やきの卵が目・口が型抜きされており、目・口からはチキンライスが見え、蝋燭の火をともされたカボチャのジャック・オ・ランタンのようになっていた。


『すごいですー。今日は、ハロウィンですね。季節までお弁当に……』


清水は感心して香藤の弁当を眺める。


『あいつ……キャラ弁まで……』


この先、またキャラ弁があるかもしれないと思うと食べるとき周りの視線を気にしなければと思う岩城。


『そのうちキャラ弁選手権の芸能人代表で参加されるのではないですか?』


『あはは、やめてくださいよ~清水さん。さっ食べましょう。』


手を合わせて箸を進める。冷えはじめたこの季節に温かい弁当は嬉しかった。スープの中に小さく切った野菜が何種類が入っており岩城の身体を気遣かっているのがわかり心の中で香藤に感謝した。
午後の仕事も順調に終わり、自宅へむかう車の中で書類に目を通していた岩城に

『あっ、岩城さんこちらをどうぞ。』


書類から目をあげ、清水が後部席に差し出している小さな袋を二つ受け取る。


『香藤さんに渡してくださいね。』


袋の中身を確認した岩城はクスクスと笑った。


『そろそろ到着いたします。』


清水から受け取った一つの袋を開けて、書類を鞄へ片付けた。車から降り


『お疲れ様でした。清水さん、ありがとうございます。』


袋を手に礼を言う。


『お口に合うかわかりませんが…では、失礼いたします。』


清水が頭を下げ車を発進させる。
玄関を開けると香藤がリビングから迎えにきた


『あれ?どしたの?マスクしちゃって?』


朝はしていなかったマスクをしている岩城を、心配そうに見つめながら鞄とランチバッグを受け取る。


『喉が乾燥したみたいで、いがらっぽくってな。保湿のためにしてるんだ。あぁそうだ…これは清水さんからお前にだそうだ。』


スーツのポケットから可愛くラッピングされたクッキーを渡す。


『えっ。俺に?可愛いオバケクッキーだね。手作りだよ。あとで一緒に食べようね。岩城さんは、先にリビング行ってて、2階から吸入器取ってくるからさ。』

『ありがとう。』


岩城がリビングのソファーに座ってしばらくすると、吸入器を手に香藤が入ってきた。


『いま準備するね。』


吸入器セットをし蒸気がたちはじめると、岩城の隣に座り自分の膝をポンポンと叩く。
首を傾げる岩城に、膝の上においでと肩に手をかける。
香藤の膝の上に乗ると


『岩城さんマスクはずして口開けて。』


吸入器を岩城の口の近くに持ち上げる。


『吸入より…キスしたいな……ダメか?』


岩城からの要求に真っ赤になる香藤。


『だっ…ダメなわけないじゃん。』


香藤は吸入器を下ろし、岩城のマスクを外し目を閉じキスするため顔をを近づけた。
その瞬間、肩に痛みを感じた。


『イタッ。』


ビックリして目を開けると、ニンマリと笑う岩城がいた。


『岩城さん、その歯……』

『今日は、ハロウィンだろ??』


香藤を驚かせることに成功し、ドラキュラの歯を見せ笑う岩城に


『そっ、そうだけど~岩城さんが……』
そんなアイデアが思い付くはずが無いと言いかけて


『あぁー、清水さんか!』

納得したように香藤が言う。


『ばれたか。小道具は清水さんがくれたんだ。』


ドラキュラの歯を外し、マスクと共にテーブルに置く。


『だよねー。岩城さんが自分で買うわけないよね。あー、ビックリしたぁ。』


ソファーに深くもたれる香藤に


『いつもお前にビックリさせられるばかりだからなぁ。ビックリしたお前が見れて今日は楽しいぞ。』


香藤の胸元に額をつけてクスクス笑う。


『あーやられたぁ。まぁ、でも岩城さんが楽しければいっか。』


胸元の岩城の髪を撫でていた指先が口元をなぞる。
ついと顎をもちあげ、ついばむようにキスをする。


『んっ…香藤……』


もっと深くとねだり腕を回してきた岩城を優しく抱きしめ


『可愛い…岩城さん。』


求められるまま深い口づけを交わす。

食卓テーブルで、ゆらゆら揺れるジャック・オ・ランタンのランプが熱い二人を恥ずかしげに見守っていた。


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  1. 2013/10/30(水) 22:31:07|
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僕声★月を愛でるよりも…

あぁ~今日も疲れたなぁ。首を回しながらスタジオを後にして、夜の街を歩いていると


『ゆーみ-ちゃん』


後ろから保坂に抱き着かれた。


『うぐっ。くっるし。』


ケホケホと首に回された保坂の腕を叩きながら咳込む黒川から、慌てて腕をほどき咳込む背中をさする。


『あぁ、ゴメン。ゴメン。』


『おーい。保坂ー?』


後ろの方から声優仲間の声が聞こえた。


『あー、ワリィ俺これで帰るわ。』


声をかけてきた声優仲間に手を振りながら答える。


『そっか、またなー。黒川さん襲わないよーに。』
声優仲間が笑いながら雑踏に消えていく。


『保坂くん、飲み会かい?いいのか?』


『あっ?収録終わってメシ食い終わって、飲みに行くかぁって話ながら外に出たら、弓ちゃん見つけたの。飲み会ってほどじゃないからいーよ。』


黒川の腰に腕をまわし
『弓ちゃんより大事な人いないし。』
耳元でそっと囁く。


『ばっ。な、手ほどけって!』


『うーん、ちょっと酒まわってきたみたーい。』


黒川の体にもたれ掛かる。

『おい。』


ふぁりと保坂の香水と一緒にアルコールの匂いがした。


『確かに、飲んでるね。でも、僕にもたれ掛かるほどでもなさそうだけど?』


少し歩きにくそうに家路へとむかおうと曲がろうとし黒川を、腰にまわされた腕がコッチだよと進行方向を変えた。
反対の手を上げてタクシーを停めて黒川と乗り込むと自分のマンションを伝え終えると、黒川の肩に頭を乗せて


『弓ちゃん、気持ち悪いょー。』


保坂が口元を軽く手で押さえながら呻く


『はっ?吐くなよ…』


慌てた黒川に


『うぅ~~。介抱してぇ~』


あまりの嘘くさい台詞に黒川が呆れて保坂の額を叩く。


『いでっ。』


黒川の肩から頭を上げて額をさする保坂


『お客様、着きましたよ。』


タクシー運転手が声をかけてきた。


『あっ、すみません。ありがとうございました。』


黒川がタクシー運転手に礼を言って鞄を探っている横から保坂が支払いを済ませ、タクシーを二人で降りた。


『で、誘拐犯の保坂くん。僕をどうする気なんだい?』


タクシーの中で、酔ったふりをした保坂を睨みながら悪態をつく


『ごめんね。弓ちゃん、そんなに怒らないでよ。ほら冷えるから部屋行こう。』

黒川の手を引き部屋へむかった。
  1. 2013/10/28(月) 22:42:52|
  2. 僕声★月を愛でるよりも…
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読んだ

こんばんは(*゚ー゚)v


今日はBBG発売日。
お昼休憩に、本屋さんを3軒はしごして購入しました。
私の住む所は、BL雑誌の入荷冊数が少ないんですよ(泣)


購入した書店駐車場で『春抱き』を読んで、とりあえずは岩城さんが無事であること!安心できて午後から仕事ができました。


岩城さん、ツンデレのデレオーラ半端なく色気っぽいし可愛すぎる。
香藤くんの成長も嬉しかった。
小野塚くん可愛い。
監督いいとこ持ってくなぁ。


で…次に気になるのは佐和さんだなぁ。


次回はいつなんだろう?
いま、感想として書けるのは…こんなとこ……


というのも、この数日…脳内が弓ちゃんに占領されてまして、いまいち『春抱き』を深読みできていません。
弓ちゃんが落ち着いたらまた今回の『春抱き』を、前編から後編に繋がる答を読み解きたいと思います。

  1. 2013/10/28(月) 22:41:01|
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10月27日

こんばんは。
訪問ありがとうございますm(__)m


Nさま
そうですよね。香藤くんはblog派っぽいですよねー。事務所関係で、ツーショットとかは難しいかもしれないけど…手料理アップとかしそうだわ。ホンワカが続いてますが、近々………うん。ありそうです。



Hさま
初めまして!
ホッコリ気分になれたとのこと…嬉しい言葉をありがとうございました。稚拙かつ暴走気味なblogですが、宜しくお願いします。


Rさま
岩城さんって、しっかりした食生活で育っているから、けっこう違いが分かるようなな気がします。だから香藤くんが頑張ちゃうのよねぇ。
羨ましいですよね本当に……



明日は、やっとGOLD発売日。岩城さんは?香藤くんは?
今から気になって仕事が手につかないかも……昼休憩時間に本屋をはしごします。
  1. 2013/10/27(日) 21:49:04|
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春抱き★my beloved family

『明日は~♪一ヶ月ぶりに岩城さんが家に帰ってくる♪』



鼻歌をうたいながら掃除する香藤。



『浴室オッケー!疲れを取るために入浴すぐできるようにしておかなきゃねー。さてと、次は…岩城さんの部屋の空気入れ替えするかな。』


2階に上がり、部屋の主が不在とはわかっていても、トントンとノックをしてから岩城の部屋に入った。

綺麗に片付けられた部屋。軽くモップをかけてから、空気を入れ替えるために窓を開けると、心地好い風が入ってきた。

思わず窓辺に手をついて風を受けていると、後ろからパラパラと音がした。
振り返ると机の上に置かれた大きめな手帳が風でめくれていた。


『ああっ、痛んじゃう。』

香藤は慌てて窓をしめて、開い手帳の机へむかった。

『几帳面な岩城さんが、出したままなんて珍しいなぁ。』


そう呟きながら、ロケに出かける前夜…香藤が岩城と触れ合える時間を惜しみ無理をさせたため、迎えギリギリまで眠っていた岩城を起こして、準備を手伝い慌てて送りだしたのを思い出した。


『あー俺の責任だぁ。手帳は今回良かったのかなぁ。とりあえず痛まないように閉じて、、、』


手帳に手をかけた香藤が、風で開いたページに目を落とした。




【この家に引っ越しした日が俺達の結婚記念日。
何回目なんて書くと照れるな。

思い出せば、この家のことがマスコミに取り上げられた頃に…俺の母は他界した。


家を飛び出してから疎遠になっていた家族。
「春抱き」が話題になり、連絡を取るようになり家族との距離が縮まりそうな気がした…
家族をやり直せると思ったが、香藤との関係でまた家族との距離が離れていった。
本当に、俺の存在を切り捨てられた感じがした。
そんなものだったのだ、家族なんて………親なんて………
もろいものなら二度と必要とせず関わらないと心に決めた。


母が亡くなり、無理矢理に香藤に連れられ新潟に帰り、親父や兄貴に誠意を伝えたあと親父の返事は無愛想だったが、香藤の強い意志を認めてくれた。
線香を母さんにあげたとき、香藤と一緒なら…もう一度、親父や兄貴と家族の絆を直すことかできそうな気がした。


あれから何年たっただろう…


いろんなことがあった。
もう戻れないと思っていた家族と俺の絆が少しずつ少しずつできてきた。
親父や兄貴とも香藤はうまくやってくれてる。
まるで家族のように、自然に溶け込んでいる。


俺が動いたから戻れた家族じゃない……
香藤がいたから、香藤が動いてくれたから戻れた家族だ。



そんな頼れる香藤を産み育ててくれた香藤の母さんには、心から感謝をしている。
香藤の母さんには、俺が充分にできなかった母への感謝を続けようと思う。
香藤が俺の側にいてくれる限り…
香藤と出会えたこと、香藤とのことを許してくれ、俺達を支えてくれていることを心から感謝しながら………】



読み終えた香藤は袖口で目元を拭い、手帳を閉じそっと机の本棚にたてた。





翌日、帰宅した岩城を出迎えたのは、香藤の温かな抱擁


『岩城さん。お帰りなさい。』


『ただいま、香藤。』


荷物の片付けは後に、香藤の温かい和食を口にした。

『美味いな。なんだろう。。。いつもより落ち着く。』


『そう?』


『うん。いつも美味いんだが、今日のは美味いだけじゃなくて。。。なんか懐かしい感じだ。』


味噌汁のお椀をテーブルに置き、箸を箸置きにおいて岩城が言う。


『香藤、いつも、ありがとう。』


『ううん。岩城さんが美味しいって言ってくれるだけで幸せだよ。冷めないうちに食べよう。』


『あぁ。』


箸を手にし手を合わせて食事を再開する岩城を見て、香藤も箸を進めた。



長期出張の後は疲れがひどく、食が細い岩城がいつもよりたくさん食べてくれたことが嬉しく、鼻歌を歌いながら後片付けをしていた。


『岩城さん、もう少し休憩したらお風呂入ろっかぁ。』


仕事の書類を片手に香藤が煎れたお茶を飲んでいる岩城に声をかけた。


『じゃあ、湯をはってくるか。』


立ち上がろうとする岩城を

『あぁ、いいから。もう少し休んでてよ。』


食器を片付けながら香藤が座っているように岩城に言った。


『悪いな…香藤。』


『いーの。』


すまなそうに座っている岩城の頬にキスをし浴室にむかった。


『岩城さん、お待たせ。お風呂用意できたよ。』


香藤が呼びに戻ると岩城はキッチンで湯呑みを洗っていた。洗い終えた岩城の手をとり浴室にむかう。
脱衣所から浴槽へのドアをあけると


『檜木(ひのき)の薫り……。』


岩城は思わず深呼吸をした。


『檜木(ひのき)玉だけど、けっこういい薫りするよね。』


岩城の体を洗い流しながら香藤が笑う。
先にお湯に入っているように岩城を促し自分の体を洗い始めた。


『実家の風呂を思い出すな…』


『うん?そうだね。岩城さんの家のお風呂…檜木風呂だったもんねー。初めて泊まった日はビックリしたよ。まさか家に檜木風呂があるなんてさ。』


湯に入り岩城の肩から腕を揉みはじめた。


『俺は、お前が実家でも一緒に風呂に入るとは思わなかったぞ。』


湯を後ろにいる香藤に弾き飛ばす


『えぇー。だって認めてもらったんだし。いつも通りでいーかなと思ったんだよ。』


岩城を後ろから抱きしめる。


『岩城さんの家族に認めてもらって、俺は岩城さんと夫婦であり家族になったんだもん。』


『そうだな…家族……』


ホゥと息を吐きながら、香藤に体を預ける。


『そう、ずっと夫婦で…家族だよ。』


『香藤。ありがとう。』


香藤の温もりを確認するかのように香藤の腕を握る。艶やかな岩城の黒髪にキスをしながら


『あのね……岩城さん。』

『なんだ?』


振り返った岩城に


『読むつもりはなかったんだけど…岩城さんの日記を昨日、部屋掃除した時に読んじゃったんだ。ごめんなさい。』


謝る香藤


『空気入れ替えようとしたら、その…机にあった手帳がめくれて、まさか日記とは思わなくって。めくれていたページに……俺や俺の母さんのこと大事にしたいって書いてあって……すごく嬉しかった。ありがとう。俺も岩城さんのお父さんやお兄さんを俺の家族として大切にしていくね。優しい岩城さんに出会えてよかった。岩城さんが俺と夫婦になってくれて本当によかった。』


岩城を抱きしめる腕の力が強くなる。
香藤の温かい気持ちに嬉しくなり、香藤の腕にポタポタと岩城の涙が落ちる。


『岩城さん、ごめんね。勝手に読んで。』


『いや、それはいい。香藤が俺の家族を大切にしてくれるその気持ちが嬉しくて、あんな堅物二人を……』

『あはは、大丈夫だよ。まかせといて!!』


岩城の涙をキスで吸い取り、紅い唇に唇を重ねる。


『岩城さんに出会えて良かった。出会わなかったら……ずっと何もかも適当な人生だっただろうな。岩城さんの家族に感謝しなきゃね。』


香藤が岩城を見つめながら言う


『俺もそう思うから、ああ日記に書いたんだ。改めて宜しくな。香藤。』


『どこまでも…ずっと宜しくね。岩城さん。』


絡めた指を強く握る。



風呂から上がりベッドでマッサージを受けている岩城がウトウトしながら


『あのな…夕飯の味噌汁……』


『うん?明日また食べたい?』


マッサージしながら香藤が確認する。


『なんとなく実家の味がした気がする。』


『あっ、バレタ?実は、岩城さん家に電話して久子さんに聞いたんだ。隠し味。』


『隠し味?』


首を捻って香藤を見る


『そっ、日本酒を入れるんだって。』


『日本酒が入っていたのか…家の味噌汁は………』


『あぁ、だし汁のときに使うから、沸騰してるからアルコールは飛ぶけど、まろやかになるよねー。これから、ずーっとそうしようかな?』


『いや、俺は…いつもの香藤の味噌汁でいいよ。』


枕に顔を埋めながら岩城が言う。


『えっ、どうして?』


慌て香藤が除きこむ


『味噌汁は家族の味というじゃないか。香藤の味噌汁は俺と香藤の家族の味だから…そういうのもあってもいいかなと思って…』


枕からチラリと目線を香藤にむける目元が照れているせいか紅い


『もー、岩城さん。可愛いー。大好きー。愛してるよー。』


岩城を抱きしめる


『うっ、重…い…』


『あっ、ごめん。』


慌て岩城から降りて、岩城の隣に横になり、岩城を抱き寄せる。


『今日は、いつもより幸せな夢が見れそう!』


『そうだな。久しぶりに一緒に眠れるしな。』


マッサージで血行がよくなりトロリと眠そうな岩城の額にキスをする


『おやすみなさい。岩城さん。』


『おやすみ。香藤。』


香藤の腕に抱かれて穏やかぬ眠りについた。
岩城の寝顔に、どんな時も乗り越え、ささえになり…穏やかな家族になろうと思った。
  1. 2013/10/25(金) 00:51:22|
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10月25日

こんばんは(*゚ー゚)v
コミコミさんからCD届きました。
ワ~イ。
まだ聞いてないけど………


この数日…新しいSS書いていて、ふと見直すと未掲載、未完成がゴロゴロ……
きゃーいつのよ。これ?
慌てて一つでも減らそうと未掲載のを手直ししました。


ちょうどBBGが発売されて岩城さんと香藤くんが新年のハワイ旅行に言ったときのお話で、私なりに作ったのを手直ししました。ので遅くなりましたが掲載しますね。


のろいですがこれからも宜しくお願い申し上げます。
  1. 2013/10/25(金) 00:40:53|
  2. つらつらblog
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コメントお礼おくれました

初めてコメントいただいたEさま。
拙いSSですが喜んでいただいて幸せです。
僕の声は、本当復活してほしいですよね。
私は弓ちゃん大好き。照れてるのに誘ってる弓ちゃんが……妄想かきたててSSになってますね。
しばらく春抱き復活のため春抱きのSSが続きます。春抱きが僕の声より好きなので……

いま手をつけてるのも春抱きになります。
気長にお待ちくださいね。
コメント
心より感謝いたします。
  1. 2013/10/10(木) 23:40:59|
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10月10日

こんばんは。
訪問ありがとうございます。


今日は、ほぼ一日……先日ご近所さまから頂いた栗と格闘?していました。

栗の皮剥きしたことがなく、友人に聞いたり、農協市場のおじさんに聞いたりして……


朝から水につけておいた栗を夕方から茹で始め、鬼皮剥き、渋皮剥きして、栗ご飯にしました。
時間がかかるー。
3時間もかかったぁ。
指先は痛い、力が変なふうに入り肩も首もガチガチ。

でも、栗ご飯は美味しかったぁ。ホクホクでした。


しかし、この栗の下処理もっと簡単にできないものなんだろうか?

休みだから、こんなに時間かけれたけど、普段だったら絶対無理だわ。



しばらくは、休みでもやりたくない。
  1. 2013/10/10(木) 23:26:00|
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10月5日

こんばんは(^-^*)/
訪問ありがとうございます。


まずは、コメントありがとうございます!
Rさま
麗しの岩城さんを愛でることが出来る香藤くんが、ホントに羨ましいですよね。でも、香藤くんだから、ファンに許されるんだよなぁ。


Nさま
そうそう。香藤くんは帰れることが解り先走りして~綺麗さっぱりなんですよ(笑)


拍手下さった方々にも心より感謝しておりますm(__)mまた頑張りまーす。




今日は、ずっと予約先を悩んでいた『春を抱いていたドラマCD10』の予約金を支払いしてきました。
Rさまが教えてくださらなかったら、特典のクリアファイルがもらえなくなるところでした。ありがとうございます!!
予約先は、楽天のコミコミさんです。
今回は、二枚予約しました。
前回のイラストカードも素敵でしたよね!
今回のクリアファイルは、またまた素敵な二人!
はぁ…幸せオーラが溢れてる~~~~。
一枚は、カバンに入れて私用書類入れに使う予定です。
こっそり仕事中に二人を見つめることも可能!
今回の特典は、なんていい物なんでしょう。普段の生活に持ち込みやすい品物!
あぁ~届くまでが楽しみですよね。

そのあとは雑誌も発売されますし~、今月は、春抱きバンザイです。
月末鬼仕事も、この楽しみで、乗り切れそうです。



それでは…また。
気まぐれ更新にお付き合いありがとうございました。
おやすみなさい。

  1. 2013/10/05(土) 22:55:07|
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愛夢-改訂版-香藤VERSION?

寝室に入り自分のベッドで眠っている岩城の頬に、そっと帰宅の挨拶のキスをする。


『ただいま。岩城さん。』

岩城の優しい香りに、帰宅を実感をした香藤の鼻を酒の匂いがくすぐる。

「んっ?珍しい…岩城さんが寝酒なんて……
よっぽど疲れてたのかなぁ。」
隣に滑り込もうと、布団をめくると、パジャマがはだけており、岩城の肩から胸元の紅く色づいた可愛らしい突起が見えた。


ありゃ~パジャマ乱れてる。こんな姿も珍しい……。岩城の可愛らしい胸の突起に、かぶりつきたいのを我慢し、パジャマを整えるため指をかける。
パジャマが可愛らしい突起に当たり、岩城の唇から小さな喘ぎが漏れる。



『ふっ…ぅん…』


その小さな喘ぎに艶やかな響きを感じ取り香藤は、帰宅前の電話を思い出した。
「あー、俺が煽って火が付いちゃってそのままなのね。俺は、岩城さんの照れて焦っている反応がすごく可愛くて、それでスッキリしたけど………
岩城さんは、付いた火が燻ったままで…お酒で無理矢理眠りについたのか。
悪いことしたなぁ。」
そっと隣に滑り込み



『ごめんね。岩城さん。』


整えかけたパジャマをはだけ、ベッドサイドランプに照らされた胸元に顔を埋める。
サラサラと岩城の胸元に落ちる香藤の髪に反応し、岩城の肌が艶やかな色に染まりはじめる。
可愛らしい突起がさらに紅く染まる。


『んっ…はぁ……』



ベッドサイドランプに照らされた岩城の頬が紅潮していく。



『大好きだよ…岩城さん。』



つぅ~と滑らかな香藤の指が岩城の口元から胸元に滑り落ちる。
紅く可愛らしい突起に優しく口づけ舌で転がすように舐めつつく。



『あっ…ぁいっ…んぅふ…』



あぁ…久しぶりに聞く可愛らしい声。
もっともっと焦らしてこの声を聞きたい。



『ここ…好き?』



ピンと指で弾かれ、舌と指で何度も交互に攻められ、甘い吐息を漏らしながら、頬を染めた岩城が、コクコクと頷き、香藤の腰に自らの腰を擦り付けてくる。
「岩城さんのアソコ…熱いな。もっと可愛らしい胸を愛してあげたいけど……今日は、もう苦しそうだな。」
熱い岩城の腰を撫で下ろし、大きな掌で岩城自身を優しく包む。



『もう…限界?どうして欲しい?手?唇?…どっちでしてほしい?』



さらりと髪を撫でて岩城の耳元で囁き、耳下を甘噛みする。



『ひぁ…っあ…』



耳の中心に舌先を捩込む。


『ねぇ…どっち…』



捩込んだ舌を今度は、ツウ~と形の良い耳をつたいながら、フゥと耳元に息を吹き掛けると、身震いした岩城が小さな声で



『んっぁ…あっ……く…唇…で…』



固くつむった瞳から雫がこぼれる。こぼれる雫を舌ですくいながら紅く染まった頬へ口づける。



『ん。わかった。じゃぁ、唇でね。』



岩城の肩にキスをしながら、我慢させたことを謝罪するように背中をさすりながら、空いた手でパジャマのズボンと下着を一気に下ろす。
跳ね上がるように現れた岩城自身にむかい、舌を胸元から滑らせながら下りていく。
岩城自身に辿り着くと溢れ始めている愛液を舌先で舐め、チュルと唇で吸い取る。
「あぁ…久しぶりの岩城さんの愛液。甘くておいしい」
愛液を吸い取る淫靡な音に岩城の身体がピクリと跳ね震える。



『あぁっ…あああぁ…』



それだけ達しそうな岩城自身の根元を指で征する。



『ひゃぁ…いゃ…』



瞳の端に涙を潤ませ首を振る岩城。



『もう少し我慢して…』


我慢の限界だろうが最高の快楽を岩城に感じてもらおうと、今すぐにでも、イカセテあげたいのを岩城自身の根元を指で征したまま、岩城自身にチュッと弾むキスを愛おしむように繰り返す。
キスする度にピクンピクンと岩城自身が震え、指で征していても先端から、愛液が溢れてくる。
香藤は、こぼれ落ちる愛液のを舐めとりながらチロチロと舌を岩城自身に滑らせ、愛液の源へとむかう。



『ふっ…ふぅ…んっぁ……か…とぅ…』



愛液の源に辿り着き、愛液をワザと音を立てて啜る。チュ…ズッ…



『あぁん…っ…あ…いぃ………』



久しぶりの岩城の愛液を味わうように舐める。



『ん~美味しい。全部飲んでいいかな?岩城さん?』


愛液の源を舌でつつく。戒めていた根元の指をゆるめ緩やかにしごく。



『あっ…はぁ……いぃ…か…とぅ…おね…が…ぃ…んっぁ………』



岩城自身の脈うちが激しくなり、愛液も先ほどよりも溢れる量が増えてきた。
しごく香藤の指に愛液が絡みクチュクチュと音が響く。



『もう限界?』



岩城の顔を除きこむと、綺麗な睫毛をキラキラと雫で濡らし、紅く染めた頬に雫をこぼしながら頷く岩城を愛しくて岩城の髪を優しく撫でる。



『ふぁ…もぅ…いっ……いぁ…いく…』



限界を漏らす岩城を愛おしく感じ、指に伝わる岩城自身の脈打ちに、ドクドクと溢れる愛液に、ゴクリと香藤が喉を鳴らす。



『ホントに……おいしそう…いただきます。』



溢れる愛液の源を唇でくわえ、緩やかに前後しながら、器用に舌を熱い岩城自身に絡める。
快楽に溺れる岩城が助けを求めるように香藤の髪をかき撫でる。



『あっ…あぁ…あぁっ…い…んっぃ…かっ…とぅ……』



緩やかな暖かい香藤の唇が、吸い上げるように激しくつつむ。
ズッチュ…ズル…ズッ……


『かとぅ………あぁ…いっ……いくぅ……ああぁぁ~~』



限界を伝える岩城の艶やかな声、ガクガクと腰を震わせ香藤の髪を掴みながら、熱い愛液を柔らかな香藤の唇へほとばしらせる。
ゴクリと岩城の愛液を飲み込み、先端に残っている愛液を舌先で綺麗に舐めとる。



『ごちそうさま。岩城さん。』



我慢していた熱を解放し、荒い息をし小刻みに震える岩城の胸を優しく撫でていると、次第に呼吸が落ち着いていき、穏やかな寝息に変わっていった。
ベッドサイドランプに照らされた岩城の肢体は、快楽に解放された艶やかさが残り色気っぽく、つい…胸の突起に再び指を伸ばしかけ。
「あぁ~ダメだ。岩城さん疲れきってるんだから、今日は、ここまで。」
香藤は、反対の手で再び悪さをしようとした手を叩く。

身体を拭いて少しでも気持ち良く眠らせてあげようと浴室にむかい準備をしてベッドサイドにボウルを置いた音に、ピクリと岩城の眉が動く。
「あっ…起こしちゃったかな?」


飛び起きようとする岩城の体が少し浮いたとたんまた深くベッドに沈んだ。
瞼をこすろうと岩城が手を伸ばした先に温かいタオルが触れた。



『起きた?岩城さん。あぁ、睫毛が痛むから手をどけて、いま拭いてあげるから。』



何故、香藤がここに……?不思議そうな岩城の表情の顔を優しく温かいタオルで拭きながら。



『驚かせちゃって、ごめんね。明け方に帰ってきたんだよ。』



『でも…?仕事は?』



順調に撮影が進んでるとは聞いていたが、3日も早く終わるとは思えず香藤に聞きながら、体を起こそうとするが、体が鉛のように重くベッドに再び沈んでしまう。



『あぁ、無理しちゃだめだよ。もう少し休まなきゃ。お酒も残ってるしね。』



ウィンクして香藤が微笑む。



『仕事は脚本家が、ラストが納得いかないって、やり直すって言い出しちゃって急遽撮影中断。んで、岩城さんに逢いたくて帰ってきたの。』



温かいタオルが頬から、胸元へ下りてゆく。
胸元まで拭かれる理由がわからず、疑問のため首を傾げる岩城に



『んっ?あぁ…帰ってきて岩城さんと一緒に眠ろうとしたんだけどね。』



タオルで岩城の体を優しく拭きながら香藤が



『岩城さん、なーんかいい感じに色っぽくて、ココがスッゴく美味しそうだったから、美味しく頂きました。』



胸元を拭いていたタオルを洗い直し、岩城自身を優しく包み拭う。
自身を綺麗に拭われるさまを見て、岩城の顔が真っ赤になる。



『久しぶりの岩城さん。綺麗だったよ。』



体を拭き終えたタオルをベッドサイドのボウルに入れ、岩城の体を支えながら新しいガウンを着せる。



『さっ、スッキリしたね。俺も休みだから、もう少し眠ろっ。』



スルリと岩城の隣に入り、岩城を腕の中に抱き込む。しばらくすると香藤はスヤスヤと眠りについた。
久しぶりの香藤の心音・体温に岩城は、心のそこから安心し眠りについた。
  1. 2013/10/01(火) 22:55:32|
  2. 春を抱いていた
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10月1日

こんばんは。
訪問ありがとうございます。

Rさま
岩城さんは常に色気を放っているので、香藤くんからみると何時もハラハラドキドキなんですよ。うん。私の勝手な解釈なんですがね。コメントありがとうございます。


Nさま
どんなカタチでも仲良しな二人なのです。それがなきゃー春抱きじゃないですよね!コメントありがとうございます。


9月が終わり賑やかに鳴いていたスズムシさんが何匹かお亡くなりになり、残り三匹になりました。
残り三匹のお世話を、あとしばらく頑張って…お亡くなりになりになったら来年5月まで床下に冬眠?させます。
来年またスズムシの赤ちゃんに会えるかな?


今日は『愛夢』の改訂版掲載をします。
  1. 2013/10/01(火) 22:45:32|
  2. つらつらblog
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