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新田祐克先生大好き。 BL/腐女子になります。 カテゴリーに分けて掲載をしていきますので、今日のblog(つらつらblog)には、BL/腐女子のつぶやきになります。 他カテゴリーはSSになりますので宜しくお願いします。新田祐克先生の代表作品『春を抱いていた』のSS中心になりますが、たまに他の作品や作者のがあるかもしれません。 ご理解ある方々、宜しくお願い申しあげます。

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春抱き★telpathically…④

『金子さんお待たせ。』


香藤は待たせていた金子の車へと乗り込んだ
鞄を隣へ、膝にランチバッグをのせてベルトをしめる。香藤を確認した金子は車を走らせた。


『あっ、金子さん。俺、新幹線でのお弁当なしでいいからね。』


嬉しそうにランチバッグを軽く持ち上げる。


『岩城さん手作りのお弁当ですか?』


『そっ。作ってくれているなんて考えてもいなかったから本当に嬉しいよ。』


とろけるような顔をする香藤に、金子はこの調子ならロケもスムーズに進むと安心して駅へとむかった。




新幹線の窓からぼんやりと景色を眺めていた香藤に


『香藤さん。コーヒーいります?』


金子が声をかけると


『うん?ちょっと待って。』


ランチバッグのファスナーを開けると水筒がみえた。

『俺はいいや』


『そうですか。じゃぁ、コーヒーを1つ。』


金子はパーサーからコーヒーを受けとりテーブルに置くと、香藤の方のテーブルを出し


『お昼たべましょうか。』

食事をうながした。


『ありゃ…もうそんな時間?』


香藤はランチバッグからテーブルに入っている物を取りだした。水筒、ランチボックス、ピンクで可愛くラッピングされた包み。


『バレンタインプレゼントも入っていたのですね。いーですね。僕なんて0ですよ。』


金子は寂しそうに弁当を口に運んだ。


『あはは。そう落ち込まないでよ。』


香藤はバッグへラッピングされあ包みを戻して、ランチボックスを開けた。


『美味しそうなサンドイッチ。』


水筒を開けコップへ注ぐと、コーヒーのいい香りが鼻をくすぐり、香藤はそのまま口にした。


『岩城さんが淹れてくれたコーヒーだ。』


家で時間があるときに岩城が豆から丁寧に淹れてくれるコーヒーを味わい、サンドイッチをかぶりつく。


『うん。美味し!自信ないようなこと言っていたけど本当に美味しいし!また作ってぇって、あとで岩城さんにメールしよっと。』


昨日の不機嫌はどこへやら笑顔の香藤は、現場についても明るく周りを和ませながらその日の仕事を終えた。
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  1. 2016/03/10(木) 21:48:03|
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