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新田祐克先生大好き。 BL/腐女子になります。 カテゴリーに分けて掲載をしていきますので、今日のblog(つらつらblog)には、BL/腐女子のつぶやきになります。 他カテゴリーはSSになりますので宜しくお願いします。新田祐克先生の代表作品『春を抱いていた』のSS中心になりますが、たまに他の作品や作者のがあるかもしれません。 ご理解ある方々、宜しくお願い申しあげます。

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春抱き★花より愛しき人の言葉

『ん…。』


喉の乾きを感じ目を覚まし、むかいのベッドを見るが主は不在。


『まだ…終わらないのか。』


サイドテーブルの時計へ目をやると午前4時をまわっている。
昨日は、香藤のドラマ撮影の最終日。打ち上げもあるだろうから遅くなるから先に休んでねと電話はあったが…。


『何時に帰ってくるんだか…。』


ベッドを降りて階下へむかいリビングのドアをあけると、ソファーに大きな身体を伸ばし熟睡している香藤。
床には香藤の鞄と共に、鮮やかなプレゼントに花束の山。
歩みより気持ちよさそうに眠っている香藤の髪をなで、岩城は、ふぅ~とため息をつき。


『香藤。付き合いがいいのもほどほどにしないと、体こわすぞ。』


そう囁きキッチンへとむかい、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、リビングのテーブルに置くと、眠っている香藤の肩に手をかけ


『香藤、香藤、起きろ。』


ゆっくりと肩をゆらす。


『んぅ…?』


『香藤。風邪ひくぞ。』


香藤の頬を軽くたたく。
ゆっくりと開かれぼんやりとしていた瞳が、だんだんと焦点がさだまり


『岩…城さ…ん?』
声は掠れていた。
慌てて体を起こした香藤は、っ…と小さくうめきこめかみを押さえた。


『あぁ~、飲み過ぎか?』


岩城はペットボトルの蓋を開けると香藤に渡し、自分も香藤の隣に座り喉を潤す。
香藤は、ゴクゴクとミネラルウォーターを半分ほど飲みテーブルに置くと


『ぷはー。あぁ~、生き返った。』


どっしりとソファーにもたれる。
その姿をみていた岩城はクスクスと笑い


『なんだ?昨日は、そんなにキツかったか?』


『んー。そうじゃないんだけどさぁ。ドラマの打ち上げだけかと思ってたんだけど今日の分もってなって…にぎやかになっちゃってさ。家ついたら安心して、ここで寝ちゃってた。』


『それが、アレか?』


床に積まれた山を岩城が指差す。


『うん。嬉しかったんだけど、本音を言うと早く帰れたほうが嬉しかったんだけどなぁ~。』


岩城の肩に額をつける。岩城は香藤の頭を撫でながら

『それだけ、お前がみんなに好かれているってことなんだから感謝しろ。なっ。』


『うん。わかってる。でも…やっぱり少しでも早く岩城さんに会いたかったんだ。』


ぎゅっと岩城を抱きしめる。岩城は香藤の背中に腕をまわし、存在を確認するように香藤の体をなで


『香藤。誕生日おめでとう。生まれてきてくれたこと、俺をみつけて愛してくれてありがとう。』


香藤の肩に顔をうずめ愛しい人へ祝いの言葉をつげる。


『ありがとう。岩城さん。やっぱり岩城さんからの言葉が一番心に響くな。』


幸せそうに香藤は微笑み、岩城の頬を両手でつつみ、愛してると紅い唇に重ねる。何度も何度も…
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  1. 2016/06/16(木) 22:05:17|
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